新春こうのとり餅ついて、食う大会!

こんにちわ。委員長です。

本日は、新春こうのとり餅ついて、食う大会!を開催!

新型コロナ感染症が発症してから、実際に餅をついて食べるというところまで行きつくことが出来なかったのですが、今年は餅を搗きたいと仰られる方が多かったので、餅撒きではなく、餅つきとなりました!

さらに~。

餅を搗くだけではなく、餅をついて、食う大会!としておりますので、食べるまでが大会です!

高齢者施設としては、窒息してしまう可能性が高い餅については、お控え頂いている代表項目でもあります。

現に、平素こうのとりでもお餅を召し上がられる際は、職員にお声かけいただいております。

その際の入居者様の嚥下状態によってはお断りさせて頂いているところありますが、今回はついた餅を食べます。

何故なら過去に餅つきを行った際「餅ついて食べられへんってなんやの」というお言葉を頂いたためです!!

「何かある可能性が高いので出来ない」ではなく、「どうしたら出来るのか」を考えるのがこうのとりのスタイルなので、各階のプランナーたちと議論を重ね、食べて頂ける方法を発案。

福森歯科様にもご協力・ご助力頂き、餅を食べれる方・難しい方の割り出しを。

本人様の御意向にて「食べたい」と仰られる方々と照らし合わせ、ご家族様にもご説明とご承諾を頂き、医務・管理栄養士とも話合って餅の大体の大きさを設定。

イベント資料も全階に配布し、お餅を召し上がられている際は必ずお顔が見れるように見守りを、出来るだけ水分と共に食べて頂きつつ、楽しく食べれるようにと当日出勤者の職員にも周知・共有したりと大小様々な取り決めを行ってから実行!!

当日は餅つきセットをレンタルし、来たらすぐに「ごとく」にもち米をセット!

蒸せば蒸すほど良いとし、すぐに蒸し始めました。

当日の会場作りも行い、13時頃からスタート!!

今回は、【餅を搗く方】【応援する方】【餅を丸める方】に分かれて役割分担

2フロアずつとして、デイサービスを含めた3回に分けて餅つきを開始!!

最初の一度目はすぐさま餅がつきあがり、丸める係が一心不乱に見本通りの大きさで丸めてくださいました。

今回は、餅とり粉が衣服につかないように、長袖ガウンを着用していただき、マスクと手袋で完全防備

こねている間に極力異物が入り込まないように、テーブルもラッピング。

予定より素早く行われ、続いての餅つきは応援隊も熱を入れて応援。

面会に来てくださった家族様も一緒に応援してくださいました。

3回目は満を持して来られた2階の方々のおかげで早い早い!

最後の仕上げとばかりに、おじい様が大きな杵でドカンドカンと餅をついてくださいました。臼が揺れるほど力強く、周りからは「おー」という歓声も。

丸められたつき立て餅は、そのままフロアへもって上がり、お汁粉と共に召し上がって頂きました。

「柔らかいな~」といいつつ、一口大~数センチ角のお餅を召し上がられ、分けた分はあっという間になくなりました。

お餅を食べたいが、いろいろな状況から召し上がることが難しい方には、塩梅様特製の【ソフト餅】こちらも年々美味しさがアップしており、舌触りも完璧!

お米の味を感じさせる柔らか餅となっており、こちらも大好評でペロッと完食。

いつもは日曜日であり、デイの方々がご参加出来なかったのですが、今年は平日に開催したため、デイの方々もご参加いただけ、「昔学生時代にアルバイトで餅つきをした経験がよみがえってきた」「ここは沢山楽しいことしてるんですね。いい日にきました」と、前日から楽しみにされていた方もいらっしゃり、ご満足いただけたご様子でした。

人数が多いと、それだけ楽しみも倍増。

終わった後の皆様の筋肉痛が心配ですが、北野施設長は見事に腰痛を発症されたとかなんとか(笑)

お餅において妥協を許さぬ方なので、皆様の「おいしい」のお言葉に満足げにどや顔されていました。


こうのとり内のみならず、外部事業所の方々・この企画に快く参加してくださった入居者様・利用者様、並びにご家族様。

そして何より、連携してくれた職員の方々、皆様のおかげで餅ついて、食う大会は大成功に終わりました!!

今年行った実績を元に、今後もより進化すべく、当たり前のことを当たり前に行える施設として、精進してまいります。

皆様、今年もよろしくお願いいたしますm-ーm